京都観光タクシー同友会の観光案内
【若一神社】《祭神・若一王子》TEL
075-313-8928
本殿 | 社務所 | 平清盛公石造 |
祇王歌碑 | 若一神社神供水 | 楠社 |
寿命社 | 弁財天社 | 稲荷社 |
光仁天皇の御代、唐より威光上人来り、天王寺に住し、紀州熊野に詣でし折り、 迷い苦しむ人々を救わんと、御分霊若一王子の御神体を笈に負い旅立ち当地に来り、 森の中の古堂に一夜を明かし御神意に従い堂中に安置し奉斎鎮座し給う。宝亀3年(772年)なり。其の後、異変により、土中に入り給う。平清盛公、六波羅在住の頃、此の地は浅水の森と称し風光明媚なる処、 承安年中此の地に別邸造営在住す。西八条御所と唱り。仁安元年(1166年)8月、熊野詣で給う時、御告げあり、土中に隠れたる御神体、世に出し奉斎せよ。平清盛公、帰京の後、公が邸内探したる所、東方築山より夜光を放つ。 清盛公歓喜して自ら三尺穿ち給へば土中より若一王子の御神体現わる。社を造り鎮守し開運出世を祈り給へば、翌年仁安2年(1167年)2月10日太政大臣に任ぜられる。
故に、開運出世の神様と尊崇される所以也。社前の楠の大樹は清盛公御手植と伝へられる御神木也。当時、西八条殿は50余の邸があったと伝へられる。
若一神社のご案内より
■銘水 若一神社神供水 平清盛公熊野詣での折、御神託により仁安元年(1166)11月10日、西八条殿内に隠れたる御神体を世に出し、社殿を建立し奉斎して以来、日供祭(にっくさい=毎朝行われる崇敬者の安寧を祈るお祭り)にて御神前に供えられてきた御神水。古くから銘水として知られる地下水で、開運出世の水として、新生児誕生に際しての産湯としても有名。運が開けたなど御神水による様々な奇跡が広まり、水を汲む人々の跡が絶たない。水は持ち帰り自由。
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