京都観光タクシー同友会の観光案内
【平等寺(因幡堂)】《真言宗智山派》075-351-7724
俗に因幡堂、因幡薬師の名で呼ばれる。「因幡堂縁起(重文・鎌倉)」によれば、長徳3年(997)、因幡国守橘行平は任を終って帰洛の途中、夢告によって同国賀留津の海中から一体の薬師像を引き上げ、これを仮堂に安置しておいたが、薬師は行平のあとを追って飛来されたので、これを祀ったのが当寺の起こりと伝える。創建以来、朝野の崇敬もあつく、歴代の天皇でその厄年にあたる年には、勅使が代参して祈祷したと伝え、室町時代には七仏薬師の一つに数えられ、革堂や六角堂とともに町堂として重んじられた。
本堂 | 収蔵庫 | 観音堂 |
■本堂 現在の建物は明治19年(1886)の再建で、堂内に安置する本尊薬師如来立像(重文・藤原)は一木彫成の等身像で、重なる火災にもかかわらず、その都度難を避け、今日まで保存されている。
◆本尊薬師如来立像[重文] 仏さまは防災頭巾をかぶり、納められているお厨子にも秘密があり、幾多の戦火をくぐり抜けて今日に至っています。日本三如来の一つ。他に嵯峨清凉寺の釈迦如来、長野善光寺の阿弥陀如来とされています。現在は、収蔵庫に安置されている。拝観は事前にご予約を!
参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より
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