京都観光タクシー同友会の観光案内
【天理教】《宗教法人天理教》TEL0743-63-1511(代)
江戸時代の1838年(天保9)、教祖・中山みきによって創始。現在、日本国内を中心に、約1万7千の教会と信者数は200万人。教義は海外80カ国に広がる。天理教信仰の中心は、親神・天理王命によって人間創造の地点と教えられる聖地「ぢば」。教会本部の神殿と礼拝場は「ぢば」を取り囲むように建てられている。全国各地の教会は、この「ぢば」の方角を向いて建てられている。信仰者は教会から「ぢば」に向かって、人々の幸せと救いを親神様に祈り、他者への奉仕を通じて地域社会に役立つ活動を行っている。親神様は、人間が心を澄まし、仲良くたすけ合いながら暮らす「陽気ぐらし」世界を望んで、人間と自然界を創ったという。そして、教祖・中山みきの口を通して、その真実を伝え、私たち人間の真の幸福へとつながる確かな道を教えられたという。
■教祖・中山みき 天理教の教祖・中山みきは1798年(寛政10)、大和国山辺郡三昧田村(現・天理市三昧田町)の前川家の長女として生まれ、大庄屋の家柄に育つ。13歳のみきは、庄屋敷村の中山家へ嫁ぐ。1838年(天保9)、41歳のみきは、神の啓示(おつげ)を受け、みきの体に、世界と人間を創造した神様である親神・天理王命が入(い)り込む。以来、教祖は人々に教えを説き、妊婦が安心して出産に臨めるよう「をびや許し」を始め、安産、産前産後の健康もお守りいただけると近隣の評判を呼び、天理教の教えは日本各地へ伝わった。
■神殿と礼拝場 東1170畳・西1170畳・南546畳・北271畳の礼拝場の中心に神殿があり、神殿中央に位置する「ぢば」には、人類創造の地点のしるしとして「かんろだい(甘露台)」が据えている。「ぢば」は、親神様のお鎮まりくださるところ。「かんろだい」は、人々の礼拝の目標(めどう)となっている。
■教祖殿 存命の教祖(おやさま)のお住まい。
■祖霊殿と回廊 祖霊殿は、亡くなった先人の御霊をお祀りし、その遺徳を偲ぶところ。神殿と東西南北の礼拝場、教祖殿、祖霊殿を結ぶ回廊は1周800m。
■天理教と天理市 天理市は、日本では唯一の宗教名が地方自治体名になっている宗教都市である。宗教法人天理教では、天理市へ特に使用目的を指図していない形で毎年寄付を行っている。この寄付金は税収入と同様の形で天理市の毎年の当該年度の一般会計予算の中に組み入れられている。平成25年度の天理市予算では寄付金として1,020,003千円計上されていた。
光仁天皇の勅願により780(宝亀11)年、法相六祖の一人善珠僧正が開いた奈良朝最後の官寺。1135(保延元)年兵火で焼亡、わずかに残った講堂を修復して本堂とした。焼失した金堂跡は、本堂の南のうっそうとした木立の中にあり、また、塔跡も南門を入った茂みの中に残る。
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