京都観光タクシー同友会の観光案内
【詩仙堂丈山寺】《
詩仙堂のサツキ苅込と花々 2011年5月
2011-5-24 玄関 | 2011-5-24 バイカウツギ | 2011-5-24 ベニウツギ |
2011-5-29 サツキの苅込 | 2011-5-29 サツキの苅込 | 2011-5-29 サツキの苅込 |
2011-5-24 キショウブ | 2011-5-29 鉄線 | 2011-5-24 菖蒲 |
詩仙堂の紅葉 2010年11月
2010-11-20 | 2010-11-20 | 2010-11-20 |
2010-11-20 | 2010-11-20 | 2010-11-20 |
2010-11-20 | 2010-11-20 | 2010-11-20 |
寛永18年(1641)、石川丈山が造営し、31年間隠棲した山荘跡。正しくは凹凸?といい、詩仙堂の名はその一室、詩仙の間に由来する。凹凸?とは、凸凹した土地に建てた住居の意味。丈山が見立てた十の境地を「凹凸?十境」という。石川丈山は徳川家康に仕えたが、大坂夏の陣に軍規を犯して抜け駆けをしたため、家康の忌避にふれた。このために禄を辞して、この地に隠棲する。
玄関 | 皐月の書院庭園 | 紅葉の書院庭園 |
下段の庭より小楼を臨む | 下段の庭の鉄線 | 紅葉の下段の庭 |
◆表門・中門・路地 入口表門から「小右洞」「梅関」「凹凸?」としるした丈山の額を掲げる。表門から入るに従っていろいろな境地を感じることができる?
◆六勿の銘 丈山が作ったという六つの戒め。銘板の裏にも戒めがあるので注意。「勿」は「なかれ」の意。この戒めは他の禅宗寺院もよく利用されている。
■仏間 徳川家康の遺髪を祀るといわれている。
■書院・庭園 白砂にツツジ刈込みと山茶花の古木、その背後を紅葉谷としている。書院からの眺めはすばらしく、つい横臥したくなるが厳禁。近年、残念なことに山茶花の枝が半分ほど落とされた。奈良本辰也が詠んだ俳句「谷深く 僧都をきくや 玉椿」の雰囲気がある。
■詩仙の間 四方の長押上には、我が国の三十六歌仙にならって、丈山が歌を、狩野探幽・尚信が肖像を描いた三十六枚の中国の詩仙の額を掲げる。アンペラに丸竹の竿縁天井が特徴。壁には獅子が子を谷に落とす図のある伏見城の扇形の欄間。
◆ダイアナ妃 詩仙の間の東の部屋に、チャールズ皇太子と妃殿下の写真。
◆添水(僧都) 鹿威しともいう。丈山が考案したと伝える。鹿や猪が庭を荒らすのを防ぐためといわれている。静寂の中に、カァ~ンと響き渡る添水の音は、いっそう静けさを感じる。あまり静かだと逆に静けさを感じないもの。
◆嘯月楼 平屋建に小楼を備え、興に至ればこの楼に上り、月に向かって朗吟したという。
◆一乗寺下り松 比叡登山口の道しるべ。1604年、宮本武蔵と吉岡清十郎の門弟たちが決闘したところと伝える。一乗寺は平安中期から中世にかけてあった天台宗の寺で今はない。
参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より
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