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【泉屋博古館(せんおくはくこかん)】《住友コレクション》��075-771-6411　公式サイト

　日本の財閥第15代住友吉左衞門友純(1864−1926)が、明治30年頃から亡くなるまでの約30年間にわたって収集した古代中国の古銅器を展示する私設博物館。4室からなる展示室には約400点にのぼる各種の古銅器が、独特の色調と光沢をみせて陳列されている。紀元前1500年より1000年ぐらいの年代のものが多く、中国最古の王朝とされる殷時代から周(春秋・戦国を含む)-漢-隋-唐-明までの約3000年間におよび、わが国の歴史にあてはめれば、縄文時代から室町時代に相当する。世に「住友コレクション」とよばれ、従来は識者の一部しか観賞できなかったが、昭和55年(1980)7月からは一般にも公開されるに至った。

◆泉屋博古館の名称について　江戸時代の住友の屋号「泉屋」と、千年前に中国で皇帝の命により編纂された青銅器図録『博古図録』からとっている。

• 第1展示室　古代の祀りに使われた楽器の数々が展示されている。天井光をおさえた荘厳な空間のなかに、神聖な音色の宝器が浮かび上がる。

• 第2〜4展示室　酒器類、食器類、鏡が展示されている。各展示室はゆるやかな上り階段で螺旋状に結ばれ、異空間をめぐるように進んでいく

◆開館期間　平成17年3月12日〜6月30日・9月1日〜12月11日

◆休館日　　月曜日(祝日は除く）・4月25日

◆閉館期間中の予約観覧　団体20名以上のみで受付。

◆開館時間　10:00〜16:30(入館は16:00まで)

◆入館料　　一般 730円、高大生 520円、小中生 310円

　※20名以上は団体割引20%となります。