京都観光タクシー同友会の観光案内
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聖徳太子によって開創されたが、長らく荒廃していたものを1486(文明18)年真盛上人が再興した。称名念仏と戒律で世を救済しようと、これ以後西教寺は戒称二門の道場となり、今なお不断念仏の伝統が受け継がれ手いる。なお、叡山焼討ち後、明智光秀が復興に力を尽くしたため、寺内に明智氏ゆかりの遺品が多い。
■本堂[重文] 総欅造、入母屋造の壮大な建築物で、紀州徳川家の寄進により、1739(元文4)年に完成。堂内外陣に赤い頭巾をかぶり、鉦を叩いている猿の木像があるが、身替りの猿として敬われている。身替りの猿は、叡山の山法師が西教寺を襲った時に、常にかわらず本堂から鉦の音が響いていた。中で鉦を叩いていたのは比叡山の守護神で日吉神社の神猿だったため荒法師たちは仕方なく退散したという。
■客殿[重文] 1598(慶長3)年建造された?葺、書院造で、伏見城の遺構といわれる。内部は狩野派の手になる襖絵や杉戸で飾られており、中央奥の仏間厨子内に安置されているのは、岡崎法勝寺の薬師如来像。
◆阿弥陀二十五菩薩石仏 この石仏群は1584年、近江国栗太郡の住人、富田民部進が幼くして失った娘の供養のために造ったもの。親の悲しみが伝わるような愛らしい表情が心を打つ。傍らに明智光秀一族の墓所がある。
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