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【大原野神社】075-331-0014

祭神は建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)・伊波比主命(いわいぬしのみこと)・天之子八根命(あめのこやねのみこと)・比賣大神(ひめおおかみ)延歴3(784)、桓武天皇の長岡京遷都の際、藤原氏の氏神社として、奈良の春日大社の分霊を祭り、都城の鎮守社としたことに始まる。古来暦朝の行幸があって尊崇も厚かったが、藤原氏の衰微によって次第に衰え、江戸時代、後水尾天皇の勅によって再興され、明治4年には官幣中社となる。現在は大原野の産土神となっている。

大原野神社鳥居 鯉沢ノ池 瀬和井(せがい)の清水
2010-12-14 大原野神社境内 2010-12-14 紅葉が残る本殿 神鹿の角は、本物

本殿 春日造、檜皮葺、丹塗りの本殿は奈良の春日大社本殿とほとんど同様式。藤原氏の祖神・四神を祀る。

鯉沢池 奈良の猿沢池を模したものといわれ、杜若や睡蓮の花が美しい。

瀬和井(せがい)の清水 歌に詠まれ清水で、大伴家持が愛飲した井水と伝える。

「大原や瀬和井の水を手に汲みて 鳥は鳴くとも遊びて行かむ」

藤原高子 清和天皇の皇后藤原高子が、まだ皇太子の御息所(みやすむどころ)であった時、当社へ参詣になり、供奉の在原業平が、「大原や小塩の山も今日こそは 神代のことも思い出づらめ」との和歌を詠じて奉ったことは、有名である。

その後 約60年を経た850年(嘉祥3)に左大臣藤原冬嗣を祖父とする文徳天皇は冬嗣長年の願望を想い出して、壮麗な社殿を造営された。851年(仁寿元)、始めて勅祭が行われ、春秋二季を例典とされた。はじめ藤原氏の一族では女が生まれると、中宮や皇后になれるように、この社に祈り、幸にして女が祈願通りの地位につくと美くし行列を整えて参拝することが例となった。なかでも1005年(寛弘2)3月8日に中宮彰子が本社に行啓、御父左大臣藤原道長、紫式部以下がお供をした、その行列の絢爛さは、人々の眼をみはらせたと云う。

神域 8万3千平方メートルあって、うち6万6千平方メートルは緑の林になっている。山林はむかし殿上人が子の日の遊びをした跡で、いまも昔をしのぶことができる。また参道付近には紅葉や桜が多く、奈良の、猿沢池にまねて造った、鯉沢の池には、かきつばたや水蓮の花が美しい。

参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より

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