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京都観光タクシー同友会の観光案内

 二尊院の紅葉2011年11月24〜27日

2011年11月24日 2011年11月24日 2011年11月24日
2011年11月27日 2011年11月27日 2011年11月27日

【二尊院の観光案内】《天台宗山門派》075-861-0687

 承和年間(834~47)、この地はもと嵯峨天皇が慈覚大師を開山として創立した華台寺の旧跡と伝え、その後荒廃していたのを、法然上人が庵を結び、その弟子・湛空が寺を再興した。次いで叡空上人は皇室の帰依あつく、寺運は大いに隆盛したが、応仁の兵火に罹災した。その後三条西実隆(さねたか)父子の帰依によって再興され、豊臣・徳川氏も寺禄を寄進し、二条・鷹司・三条等の各公家や角倉家などの豪商を檀家に迎えおおいに栄えた。

総門 参道 勅使門
本堂 本堂前庭園 九頭竜弁財天
角倉了以像 小倉餡発祥の地の碑 坂東妻三郎墓

総門(桃山) 角倉了以が伏見城より移したつたえる切妻造、本瓦葺の桃山風の重厚さがみられる薬医門(やくいもん)

本堂(室町) 入母屋造、銅板葺、寝殿造風の建物。堂内中央厨子内には本尊釈迦・阿弥陀立像2[重文・鎌倉]を安置し、傍らに「法然上人足曳の御影」と称する法然上人画像[重文]をかかげる。寺伝によれば、関白藤原兼実が絵師宅間法眼に命じて描かせたものという。ところがこの画は法然上人が湯上り後、片足を外にあらわしたものであったが、上人は画像に向かって持念されると、不思議にも画中の上人は片足を引き、端座の相になったという。

茶室御園亭(みそのてい) 本堂の南。後水尾天皇皇女賀子(がし)内親王の化粧ノ間を賜って茶室にしたといわれ、違い棚の天袋の絵は狩野永徳の筆とつたえる。

本堂前庭 「竜神遊行の庭」といい、むかし門前の池に棲む竜女が、寺の正信上人の感化によって昇天したという故事にもとづく。白砂を敷いた広前の垣はきわめて低く、蛇腹の模様をあらわしたものといわれ、俗に「二尊院垣」と称する。

銅鐘 慶長9(1604)天命の鋳物師大川忠右衛門の鋳造したものである。

湛空上人廟 本堂背後の小倉山中腹にある。湛空上人は左大臣徳大寺実能の孫といわれ、土御門・後嵯峨両天皇の戒師となり、78歳で示寂。

伝後奈良・土御門・嵯峨三帝塔 境内墓地の西北隅にあって、東面する。後奈良天皇塔は3mの石造宝篋院塔[重美・鎌倉]、土御門天皇塔は中央の五重層塔[重美・鎌倉]、嵯峨天皇塔は十三重の上部を欠いて十重の層塔(鎌倉)をいう。

その他の墓 三条西実隆(さねたか)をはじめ三条実万(さねつむ)実美(さねとみ)父子、角倉了以一族、伊藤仁斎・東涯父子の墓。近年は画家富田渓仙や映画俳優坂東妻三郎等の墓がある。

参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より

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