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京都観光タクシー同友会の観光案内

庭園入口

明神川

庭園

東側庭園

【西村家庭園】　TEL075-781-0666

上賀茂神社の門前を流れる明神(みょうじん)川(がわ)沿いに続く土塀の家々は、社家(しゃけ)と呼ばれる神官の屋敷。社家とは世襲神職の家筋で、ここ上賀茂神社の社家は賀茂氏ゆかりの人々のこと。江戸時代には300軒ほどあった社家、現在は20数軒。社家の邸内では明神川の水を取水口から取り込んで庭の池を巡らせたのち、再び表を流れる川に戻すようになっている。ここ西村家庭園は1986年、京都市の名勝に指定。

■西村家庭園　明治時代の後半、元々旧社家の錦部(にしきごり)家の旧宅だったのを、西陣で織物業を営んでいた西村清三郎が、別邸として立て替えた。清三郎氏は、この別邸を自分の好みのままに造営するではなく、江戸時代以降も残っていた庭園をなるべく保存しながら、主屋(しゅおく)を建て、庭園の再整備を行った。庭園は、敷地の中ほどにある主屋の北、南、西の3方に分かれる。

◆北庭は上賀茂神社の御神体である神山(こうやま)になぞらえた、降臨石が据えられ、神官が神社に赴く前に禊を行う石組の水垢離(みずごり)場がこしらえられている。この降臨石は座敷の正面に位置して、庭の木々の間から眺めることができる。庭内へは明神川の水を取り入れ「曲水の宴」のための小川(曲水川)の水としたあと、もとの明神川へ返す工夫がしてある。

◆南庭はやや小さな滝石組を有し、西村家では月見などを催していた。

TEL　090-6601-4845　京都観光タクシー同友会　代表　(個人)中井タクシー

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