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京都観光タクシー同友会の観光案内

【南禅院】《南禅寺塔頭》℡075-771-3511(南禅寺に同じ)

 亀山天皇が営まれた離宮・禅林寺殿の上ノ宮にあたり、南禅寺発祥の聖地でもある。天皇はうちつづく鎌倉幕府の処置にこころよからず思い、正応2年(1289)突然ここで落飾(らくしょく)、出家して法皇となられ、離宮を寄進して禅寺とし、大明国師(だいみんこくし)を開山とされた。嵯峨亀山殿に於いて崩じられるまで、ここを住居とされた。

■方丈 応仁の兵火による焼失後、徳川(つな)(よし)の母・(けい)昌院(しょういん)等の寄進により、元禄16年(1703)の再建。総檜(そうひのき)(いり)()()(づくり)?葺(こけらぶき)で法皇在世時をしのばせるに足る住宅風の落ち着いた建物。内陣中央に安置する亀山法皇像[重文]は椅子に坐る法体(ほったい)姿で、寄木造(よせぎづくり)玉眼(ぎよくがん)入り、写実性に富んでいる。襖絵は狩野養朴(ようぼく)とその子如川(にょせん)隋川(ずいせん)兄弟の筆になる山水花鳥図が描かれている。

◆庭園[史跡・名勝] 天竜寺庭園とともに京都における鎌倉時代庭園の双璧(そうへき)をなすもので、様式は池泉回遊式観賞庭園として作られている。向かって左の奥に滝口の石組みが組まれ、上池は曹源(そうげん)()と呼ばれ竜の形に作られ中央に蓬莱(ほうらい)(じま)があり、下池には心字島が設けられている。記録によれば築庭当初には、吉野の桜、難波の(あし)竜田(たつた)の楓等が移植され、井手の蛙も放たれたと記されている。京都の三名勝史跡庭園(他に天竜寺・西方寺)に指定されている。

◆亀山法皇御廟 庭園の東南隅に亀山法皇のご遺言により御分骨を埋葬した御廟がある。

参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より

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