京都観光タクシー同友会の観光案内
【長岡天満宮】《祭神・菅原道真》075-951-1025
長岡天満宮のキリシマツツジ 2011年5月3日
菅原道真が御生前に在原業平らと共に、しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところ。また、太宰府へ左遷された際に「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだ地といわれ、後に祠を建てて祀ったのに始まる。以来、皇室の崇敬篤く度々の寄進をうけ、寛永15年(1638)には
■本殿 本殿は昭和16年に京都平安神宮の社殿を拝領移築したもので、設計は東大教授の伊藤忠太氏で、三間社流れ造り、素木の本殿で端正で丈が高く美しい。
現拝殿は平成10年に既存の素木の拝殿を朱塗りにし増改築したもの。
■八幡社、春日社 本殿向かって右に、八幡社、春日社が鎮座。八幡社の祭神は応神天皇で厄除けの守護神。春日社の祭神は、経津主命、天児屋根命、比売神を祀り、水などの自然神、芸能神とされる。
■長岡稲荷大明神 祭神は五穀豊穣・商売繁盛の神と称えられる倉稲魂神猿田彦命・大宮女神。本殿向かって左に明治33年に建立された稲荷社。
◆紅葉庭園「錦景苑」 平成19年に完成した紅葉庭園。四阿から眺めると紅葉が錦を成し、 絵馬殿の窓から東を望めば、眼下には大銀杏。弁天池には、凡そ2トンもある大きな石橋が架かる。用いた石は貴船石の銘石。 菅公御歌の歌碑は、昨年恩賜賞・日本芸術院賞を受賞された日展審査員池田桂鳳氏の揮毫。
◆八条ケ池 寛永15年(1638)に当時の領主・八条宮智仁親王が造るように命じた、灌漑用の溜め池です。外周は約1q、貯水量 は約35000トンあるといいます。中堤真ん中の石の太鼓橋は加賀前田候の寄進と言われている。
◆霧島つつじ 中堤両側に樹齢百数十年の霧島つつじが多数植えられており、4月下旬、その見事さは我が国随一といわれる。
◆大鳥居 総御影石製で、平成14年の菅公御神忌1100年大萬燈祭を奉賛して、平成10年10月に奉納された、近隣でも数少ない石の大鳥居です。総高9.75m、笠木12m、総重量50t。
◇天満宮と牛 天満宮の神使は牛。その理由はよく分からない。一説に道真が生まれた年が丑年にあたるとか、亡くなった際に、遺体を乗せた牛車が途中で動かなくなったので、その場所に埋葬したなどともいわれる。また一説に道真は天満大自在天神ともいわれ、その像容が八臂三眼で白牛に乗るといわれるところから、道真も牛に乗るものと信じられたのではないかと思われる。
◇錦水亭 竹の子専門店で、日本一の竹の子料理店という。
筍料理 3,500~・12,000~(筍シーズン4・5月)075-953-1121
参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より
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