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【金剛輪寺】《天台宗》0749-37-3211
737(天平9)年、聖武天皇の命で※行基が建立。後、円仁が天台の道場として中興した。織田信長の兵火の被害は少なく寺宝も豊富に残る。湖東三山の一つ。
参道 | 本堂 | 三重塔 |
※行基(668〜749) 東大寺大仏建立に力を尽くした奈良時代の高僧。和泉大鳥郡(堺の近郊)に生まれる。若くして出家、薬師寺などの官寺で法相宗を学ぶが、飽き足らず巷に出て民衆に伝道し、後、聖武天皇の信任を得て大僧正となる。
■本堂[国宝] 須弥壇の金具の刻銘により、1288(弘安11)年、元寇の戦勝祈願が成って、近江守護職の佐々木頼綱の寄進とされてきたが、近年では南北朝期(14世紀)の建立と考えられている。正面はすべて蔀、側面は礼堂部分が妻戸、残りは土壁、縁は礼堂の三方のみで、西明寺本堂とそっくり。ただし向拝のないこと、組物が出組で蟇股ではなく簡素な間斗束。内陣は開口部がなく薄暗い空間であるため、梁組や天井にはさほど繊細な配慮はなされていないが、須弥壇・厨子は共に華麗。12体の重文をはじめとして多くの仏像が並んでいる。
■大行社[重文] 本堂の脇にあった鎮守社を移転。1447年建立の三間社流造の社殿は蟇股彫刻が精巧で重文。
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