京都観光タクシー同友会の観光案内
【河井寛次郎記念館】075-561-3585 公式サイト
明治23年(1890)、島根県安来に生まれ、昭和41年(1966)、76歳で世を去るまでの一生を民芸風の製陶に献げ、「土と炎の詩人」とたたえられた。松江中学校卒業ののち、東京高等工業学校に入学。大正3年、京都陶磁器試験場に入所。大正9年、現在の記念館の地、五条坂に居と窯を持ち独立、つねと結婚。大正10年、「第一回創作陶磁展観」を開催、以降生涯にわたり、作品を発表。
作風は大きく、三期に分けられる。中国古陶磁を範とした初期、「用の美」の中期、「造形」の後期。昭和12年に、自らの設計により自宅を建築、(現在の記念館)。昭和41年、76歳で亡くなるまで過ごす。
没後、記念館として昭和48年に開館。木造和風の二階建で、入口には版画家・棟方志功の筆、木工芸家・黒田辰秋の製作になる大きな看板を掲げ、内部一階には囲炉裏が切られ、故人が海外から蒐集した多くの民芸品や遺品、火入れ直前のままの窯などがあり、ありし日の故人の様子を偲ばせている。
「饗応不尽」
無数のつっかい棒で支えられている生命
時間の上を歩いている生命
自分に会いたい吾等
顧みればあらゆるものから歓待を受けている吾等
この世へお客様に招かれて来ている吾等
見つくせない程のもの
食べ切れないご馳走
このままが往生でなかったら
寂光浄土なんか何処にあるだろう
(昭和41年秋 河井寛次郎)
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