京都観光タクシー同友会の観光案内
【勧修寺(かじゅうじ)】《真言宗山階派大本山》075-571-0048
勧修寺の花菖蒲と睡蓮 2011年6月7日
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昌泰3年(900)醍醐天皇が母の菩提を弔うための祈願所として創建した寺で、門跡寺院の一つ。かつては広大な寺域を占め、壮麗な伽藍であったが、応仁の乱で焼け、伏見城築城の際には寺域を没収され衰退。のち、天和2年(1682)徳川氏の帰依を受け再興。現在の主な建物は再興時に皇室から下賜されたもの。
表門 | 四本筋の塀 | 宸殿 |
書院前「ハイビャクシン」 | 氷室池 | 観音堂 |
■宸殿 元禄10年(1697)、明正天皇の旧殿を移したと建物で、寝殿造風。
■書院[重文] 非公開。元禄10年(1697)、明正天皇の旧殿を移したと伝え、江戸初期の書院造の典型的建物。内部には典雅な勧修寺棚、また、各室襖絵には土佐光起の作といわれる竜田ノ紅葉図や近江八景図等が描かれている。
■本堂 霊元天皇より仮内侍所を賜って建立。本尊・千手観音像は、醍醐天皇等身像と伝える。
◆庭園 氷池園は氷室ノ池を中心とした池泉舟遊式庭園で平安時代の様式を残している。広さ二万平方メートル。池の中には大小3つの島が浮かび東山を借景に15の景勝が設けられているという。その昔、毎年1月2日の日にこの池に張った氷を宮中に献上し、その氷の厚さでその年の五穀の実りを占ったといわれる。また、俗説だが庭園芝生の部分は、醍醐三宝院作庭の時、ここの庭の石をことごとく三宝院へ運んだといわれている。
書院の前庭にある灯篭は水戸光圀の寄進で、「勧修寺型灯篭」。その周りには「ハイビヤクシン」という樹齢750年の名木がある。
【仏光院(勧修寺塔頭)】
昭和11年に大石順教尼が身障者のために建てた施設を勧修寺の塔頭として復興した寺。尼はもともと大阪の芸者・妻吉で養父の6人切り事件にまきこまれて両腕を切り落とされた。その後、幾多の苦難に遭遇したが、やがて求道者として目をひらき、出家得度して仏門に入り身障者救済に余生をささげた。両手のないまま、口でくわえた筆で書画を書き、日展に入選したという。
資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より
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