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【海龍王寺】《真言律宗》℡0742-33-5765

 飛鳥時代に毘沙門天を本尊として建てられた寺院を、天平3年(731)に光明皇后により海龍王寺としてあらためて創建。嵐の中、唐より無事に帰国を果たした玄昉(げんぼう)が初代住持となったことから遣唐使の航海安全祈願を営むと同時に平城京内道場の役割を果たすことにもなり、玄昉が唐より持ち帰った経典の書写(写経)も盛んに行われた。鎌倉時代になると真言律宗を開いた西大寺の叡尊により伽藍の大修理を受けると戒律の道場や勉学所として栄え、鎌倉幕府からは関東御祈願34箇寺に選ばれる。しかし、室町時代になり応仁の乱が起こると、海龍王寺一帯も戦場となってしまい打ち壊しや略奪の被害を被ったことから再び衰退の一途をたどる。江戸時代になり徳川幕府から知行百石を受けることとなり、本堂や仏画の修理が行われると同時に「御役所代行所」としての役割を果たす。

表門 本堂
西金堂 経蔵

■表門 表門の位置は平城京の東二坊大路に面する位置にあたり、円形の本柱の前後に立つ合計四本の柱の数から、このような形の門を四脚門という。控柱の角の欠き取り部分()が大きく、屋根の垂木の先が反り増しているなど、中世建築の様式を今に伝えており貴重。

■本堂 建立年代は寛文年間(1665年頃)とも伝えられる。奈良時代に建っていた中金堂の位置を踏襲しており、深い軒の出と勾配の緩い屋根、それに堂内の柱配置が整然としていることなど、奈良時代の仏堂の様式と似ている。

◆十一面観世音菩薩立像[重文] 当寺の本尊で、光明皇后が自ら刻まれた十一面観音像をもとに、鎌倉時代に慶派の仏師により造立。

■西金堂[重文]  天平の建築。鎌倉時代と昭和40年~41年にかけて大きな修理を受けてはいるものの、一部に奈良時代の木材を残している。

◆五重小塔[国宝] 西金堂内に安置する小塔。五層の屋根の逓減率が著しい。寺伝に1235~38(嘉禎年間)年の作というが、薬師寺三重塔と細部がよく似ており、天平時代のものとされている。高さ約4 m

■経蔵[重文]  叡尊により当時が中興された際の正応元年(1288年)に建立。高床式であるとともに、この時期の建物の特徴である大仏様の影響を大きく受けていながらも一部には禅宗様が取り入れられている。

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