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【城南宮】《祭神・国常立尊(くにのとこたちのみこと)八千矛神(やちほこかみ)息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)》075-623-0846

 神功皇后(じんぐうこうごう)三韓(さんかん)征伐(せいばつ)のとき、軍船の御旗に八千矛神(やちほこかみ)を招き寄せて戦勝を祈願し、戦が終わるとその御旗は宮中で保管されていた。その御旗をこの地に御神体として納め、国土守護の神、国常立尊(くにのとこたちのみこと)と神功皇后の御霊(みたま)をあわせ祀って都の守護神としたとつたえる。平安中期は城南寺の鎮守社として、神社よりもむしろ寺として知られ、祈雨の祈願、そして競馬(くらべうま)が盛大に行われていたことで有名。

 1086年(応徳3)、※鳥羽離宮が造営されると寺や神社はその域内となり、競馬は離宮の年中行事として引き継がれたという。承久(じょうきゅう)の変にあたって後鳥羽上皇が、城南寺の流鏑馬(やぶさめ)に託して、ひそかに鎌倉幕府打倒の兵を集めたという。応仁の乱後、離宮は荒廃し、神社だけが残った。明治3年城南離宮皇神と称したが、いつしか城南宮と呼ばれるようになったという。現在は方除(ほうよけ)(方角にまつわる災いを祓い除く)の神様として信仰が厚い。

※鳥羽離宮 白河上皇が後院として造成し、鳥羽・後白河上皇の3代にわたり院政が行われたところ。城南宮付近を中心に東西1km、南北1.2kmにおよび、現在は安楽(あんらく)寿院(じゅいん)・城南宮・鳥羽離宮跡公園(四季になぞらえた四つの山の一つ・秋の山)を残すのみ。

鳥居 本殿 神苑・平安の庭
神苑・春の山 神苑・春の山 桃山の庭・桜
桃山の庭・サツキ 桃山の庭・藤 城南離宮の庭

■本殿 昭和52年、失火のため焼失、翌年近藤豊博士の指導によって平安時代の建築様式で再建された。三間社(さんげんしゃ)流造(ながれづくり)、その前に入母屋造、軒唐破風付一間の向拝をもつ前殿を設け、一見、権現造を思わせるような複雑な構造をし、左右に翼廊(よくろう)を付している。平安時代の日本建築を知る上での貴重な建物といわれている。

■神苑・楽水苑(らくすいえん) 昭和29〜36年にわたり造園家・中根金作によって作庭。本殿の背後と境内南の二ヶ所からなる。前者は「春の山」を中心に王朝絵巻の再現をはかろうとしたもの。後者は室町・桃山両時代の庭園手法を巧みに採り入れ、池と枯山水を主とした豪放な庭園と洋風庭園があり、各時代の庭園の粋を集めている。

◆春の山 『源氏物語』に登場するほとんど全ての植物(100余種)が植栽されている。6月の末には、半年間の穢を小川に流して心身を清める「人形流し」が禊の小川で行われる。かつて、白河上皇は城南離宮を築く際に、『源氏物語』に描かれた光源氏の大邸宅、四季の庭を備えた六條院をモデルにしたといわれ、ここ春の山と対をなす秋の山が国道を隔てて西にあり、史跡公園になっている。

◆平安の庭 平安時代の貴族の寝殿造りの邸宅の庭に倣い、築山を背景にして滝を設け、池中に中島を配して池泉回遊式とした庭園で、園内を流れる遣水(やりみず)のほとりでは、毎年4月29日(祝)、11月3日(祝)午後2時〜午後3時の2回、曲水の宴が行われる。

◆室町の庭 池泉回遊式の静寂な庭で、歩くたびに景色が変わる。茶室・楽水軒の前には礼拝石、池中央の蓬莱島の奥には三尊石と、峻厳で風格のある石組みが配され、入口に雌滝、奥まったところに雄滝がある。

◆桃山の庭 枯山水様式で、大きな刈り込みの前に緑の芝生が広がる。城南宮から見る洛南の景色を表しているとも、または、刈り込みが紀州の山並み、広々とした芝生が太平洋、点在する岩が小島を表しているともいう。奥の高台にある水石亭では、折々に城南宮や鳥羽・伏見の地に関わりのある特別展を行っている。

◆城南離宮の庭 城南の地が最も華やかであった離宮時代の様子を表す枯山水庭園。玉砂利が離宮の池を、緑濃い龍の(ひげ)が覆う部分が陸地を、そして岩組みが殿舎を象徴している。

◆鳥羽伏見戦跡碑 秋の山の丘上にある。1868年(慶応4)、徳川慶喜を擁して大阪から京都に迫った幕軍と城南宮付近に布陣していた薩軍とが、この地において衝突し、両軍互いに砲火を交えた。三日間にわたって激戦が展開されたという。

おせき餅 むかし、今村せき女という茶屋娘が街道筋を往来する人々に「あん餅」を笠の裏にならべて売っていたが、いつしか人呼んで「おせき餅」と愛称するようになったという。その後、17代?も続いているという。

◇赤池 伏見と久我とをむすぶ道の交差点付近をいう。『磧礫(せきらく)集』によれば、遠藤武者盛遠(もりとお)袈裟(けさ)御前(ごぜん)の首を斬った太刀を洗ったところ、たちまち池の水が赤く染まったので、赤池と称するにいたったとしるしている。

◇芹川(京阪洛南営業所周辺) むかしは旧鴨川の南辺にあたり、根芹の生い茂る沼沢地であって、一に「芹川野」とも呼ばれた。桓武天皇以下、歴代の天皇の遊猟地となり、また歌枕ともなった名所である。

資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より

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