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【実相院】《元天台宗寺門派単立》075-781-5464

実相院の紅葉 2010年11月

2010-11-21 2010-11-21 2010-11-21
2008--11-23 2008-11-23 2008-12-1

 もとは天台宗寺門派であったが、今は単立寺院となっている。寺伝によれば、寛喜(かんぎ)元年(1229)紫野に創建され、現在の地に再建されたのは応仁の乱後。当時は大雲院の一院であったが、慶長年間(1596^1614)、義尊(ぎそん)僧正(そうじょう)が門主となって以来ようやく復興され、併せて大雲寺を兼帯するまでに栄えた。義尊のあと後西天皇皇子義延・伏見宮邦永親王の子義周各法親王が相次いで入室されるに至って寺運は隆昌し、世に岩倉門跡(もんぜき)または実相院門跡と称せられる洛北の名刹(めいさつ)になった。

山門 玄関 柘植の木
玄関の蓮 客殿池泉の庭 客殿池泉の手水鉢
公家の厠 客殿の枯山水 紅葉の始まり08-10-8

※義尊 江戸時代初期に入寺した、義尊足利(あしかが)(よし)(あき)の孫。義尊の母、法誓院三位局は義昭の子高山(法厳院)との間に義尊と、常尊(円満院門主)をもうけ、さらに後陽成天皇(一説によると後水尾天皇)との間にも道晃親王(聖護院門主)をもうけたため、義尊は皇子同様にして後陽成天皇の寵愛を受ける。両天皇、東福門院、三位局など、義尊を取り巻く江戸初期の宮廷生活との深い関わりの中で実相院の文化的基礎は一層確かなものとなる。義尊は失われた古文書、古記録を熱心に書写したため、重要なものが多くのこされている。

(きゃく)殿(でん)・御車寄・()脚門(きゃくもん) 享保5年(1720)東山天皇中宮承秋門院の旧殿を(たま)わって移建したものといわれる。その内部各室の襖絵(ふすまえ)には、近世狩野派の画家の筆になるものが多い。なかでも御車寄とそれにつづく使者の間には、狩野永敬の筆とつたえる「七仙人図」、四季の草花を描いた「紅梅図」の襖絵があり、客殿(本堂)の各間には狩野永信の筆と伝える「群鶴図」や「波」・「滝」の襖絵があり、武家書院に見られぬ穏やかな筆致で描かれている。他に狩野探幽筆の「竹に虎」・「松に藤」を描いた杉戸絵等がある。仏間には本尊・不動明王立像を安置し、傍らに歴代天皇の尊牌(そんぴ)を奉安する。

庭園 客殿「一仏八僧の庭」と称し、もとは蹴鞠の庭であったが、近年修理して枯山水の庭に整備された。また、客殿の背後、書院とのあいだにある池泉回遊式庭園は、寺伝では庭師又四郎の作庭と伝えるが、実際は明治十年に新たに作庭。また、書院奥の庭池には日本では数少なくなったモリアオガエルが生息している。 モリアオガエルは山地の澄んだ水辺にしか生息せず、保護地区意外ではめったに見ることはできない。その産卵の時期には、書院奥の庭池を拝観させていただけます。

◆床紅葉 お部屋の板の間に写る「床紅葉」「床緑」と愛称のついた黒光りする床があり、新緑の頃は、エメラルド色に輝く「床緑」は磨かれた板の間に映り込むカエデの木々です。秋は真紅に染まります。正午頃が一番美しいといます。

書院 歴代門跡の住居とされたところで、内部は東側に面して茶室があり、幾間にも仕切られた小部屋は寺宝によって飾られている。わけても岸駒(がんく)の描いた戸棚の地袋絵や後水尾天皇の掛軸「忍」の字は、もっとも印象的。なお茶室の路地の中程には、岸駒筆の「寒山拾得図」を刻んだ石灯籠がある。

◇ライトアップ 紅葉のシーズンには夜間ライトアップを行ないます。秋の夜のライトアップは幽玄の世界にと変貌して、素晴らしい世界が広がります。

資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より

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