京都観光タクシー同友会の観光案内
【寂光院】《天台宗》075-744-2545
寺伝によれば、推古2年(594)、聖徳太子が父・
※建礼門院徳子(1155〜1213) 平清盛の娘、高倉天皇の中宮で安徳天皇の生母。壇ノ浦で安徳天皇と入水したが源義経に助けられて帰京。29歳で出家。『平家物語』では、享年37歳で亡くなったという。しかし、宮内庁では59歳没。
秋の参道 | 再建された本堂 | 四方正面の庭 |
秀吉寄進の燈籠 | 火災で焼けた姫小松 | 昭和天皇下賜の茶室 |
■本堂 平成12年5月9日午前2時35分頃、放火とみられる火災により本堂が全焼。重文の本尊・地蔵菩薩立像を焼損する。平成17年6月2日に再建され落慶法要が行われた。かつての建物は室町時代の建立。のち豊臣秀頼の母・淀君により改修。
◆本尊・地蔵菩薩立像[重文] 六万体地蔵尊とも呼ばれ、仏の体内に無数の小像が納入されていたといい、また、小像が内陣壁面に安置されていた。脇壇には建礼門院・阿波内侍の張子像があった。火災の後、本尊・地蔵菩薩立像は損傷が著しいが、体内の約3000体の小像が無事であったため、重要文化財の指定はそのままで保存されることとなった。
◆汀の池・汀の桜 『平家物語』大原御幸の際、法皇が詠んだ和歌にちなみ、堂前の池を「汀の池」、桜を「汀の桜」、向かいの山を「翠黛山」と称する。
◆四方正面の庭 池泉鑑賞式庭園でハンブルクの万博に日本庭園の一級品として、この庭の模型が出品された。
■茶室 昭和3年、京都御所から移築。
◆建礼門院大原西陵 小さな五輪石塔を以てしるしとしている。崩御の場所はあきらかでない。
◆紫葉漬 洛北・大原の自家用の漬物。建礼門院が仏門に帰依し、悲しみの余生をおくっていたところ、それを慰めようとして近所の人達が、自家製の漬物を献上したところ、建礼門院はこれを大変気に入って、「紫葉漬け」と名付けたといわれている。
◆大原女 建礼門院の侍女・阿波内侍が大原女のモデルといわれている。
資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より
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