京都観光タクシー同友会の観光案内
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本堂 | 願い事瓢箪 | 芭蕉池 |
桂の大樹群 | 桂の大樹群 | 桂の大樹群 |
桂の大樹群 | 雷神爪堀湧泉 | 岩間寺からの絶景 |
標高445mの岩間山中腹に位置する、西国三十三所第12番札所。722(養老6)年、元正天皇の命で※泰澄が創立し、天皇の念持仏の千手観音像を安置したと伝わる。往昔は、後白河・後宇多・正親町天皇等歴代天皇の尊崇厚く日本三大霊場の一として隆盛していた。毎月17日の縁日は直通バスも通い参詣者でにぎわう。
※泰澄(682〜767) 越前出身の僧で白山を開いたとされ、越(北陸)の大徳と崇められた。名声は奈良にも知れ鎮護国家法師に勅任、全国に白山信仰を広めた。
◆本尊千手観音 本尊は、三重のお厨子に納められている15センチの千手観音(元正天皇御念持仏)で、三国伝来エンブダゴン(印度エンブ川より採れる砂金)金銅仏千手観音立像で「雷除け観音」「汗かき観音」「厄除け観音」「ぼけ封じ観音」と呼ばれている。 本尊は、毎夜日没とともに厨子を抜け出て136地獄を駆け巡り、苦しむひとびとを悉く救済し、日の出頃、岩間山へ戻られた時には汗びっしょりだったので、そのお姿から「汗かき観音」と呼ばれている。
また、本尊は、泰澄大師が山中の桂の大樹より千手陀羅尼を感得し、その桂の木で等身の千手観音像を刻み、元正天皇の念持仏をその体内に納め祀ったと伝わる。
◆木造地蔵菩薩立像・木造不動明王二童子像「重文」
◆雷神爪堀湧泉 当地は開山当初より水の乏しい所であったため、雷は自らの爪で井戸を掘ったといわれ、「不老長寿の水」と呼ばれている。
元正天皇御製の、『わきいづる 岩間の水はいつまでも つきせぬ法の み仏の影』
という歌が伝えられている。
◆日本一の桂の大樹群 歴史と自然が共存していて、実に見事な風景。
◆芭蕉池 松尾芭蕉は、岩間寺に参籠してご本尊の霊験を得、その俳風を確立したと言われており、本堂横手には芭蕉が"古池や蛙とびこむ水のおと"を詠んだと伝えられている"芭蕉の池"が残っている。
□雷除け法要 毎年四月十七日。泰澄大師が当地に伽藍建立の際、たびたび落ちる雷に困り果て、ご自分の法力で雷を封じ込め、雷に訳を尋ねられたところ、雷は大師の弟子になりたいのだと申し出た。大師は快く雷を弟子にし、その代わりに岩間寺に参詣の善男善女には、雷の災いを及ぼさないことを約束させた。これが雷除け観音とよばれる由縁。
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