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【引接寺(千本閻魔堂)《高野山真言宗》075-462-3332

千本ゑんま堂の桜2011年4月

2011-4-20 普賢象桜 2011-4-20 普賢象桜 2011-4-20 普賢象桜
2011-4-20 琴平桜 2011-4-20 関山桜 2011-4-20 二尊院普賢

 小野篁があの世で閻魔法王に会われ、先祖を迎える「お精霊迎え」の法を授かり、朱雀大路に閻魔法王を本尊として開基したと伝え、その後、寛仁年間(1017〜21)、恵心僧都源信の門弟、定覚(じょうかく)律師(りっし)が大念仏をはじめたのが起こりといわル。その後、1273年(文永10)に明善律師によって再興された。はじめ真言宗に属し、かつては付近の上品(じょうぼん)蓮台寺(れんだいじ)大報恩寺(だいほうおんじ)に属したこともあったが、のち単立寺院となり、春の大念仏狂言、夏の盂蘭盆会に精霊迎えの寺として親しまれている。

引接寺入口 本堂 狂言堂
石仏群 紫式部供養塔 鐘楼

■本堂 昭和43年失火によって半焼し、完全に再建には至らないが、三間六面、妻を正面とする入母屋造の建物で、閻魔王宮を模しているといわれている。

本尊・閻魔王 丈六の閻魔王坐像は長享2年(1488)鎌倉時代の仏師・定勢作と伝わる。脇侍に司命(しみょう)司録(しろく)の像および地蔵立像を安置する。また、堂内の壁画「冥府図」(室町)は、かなり剥落しているが、狩野光信の筆と伝える。

◆銅鐘(南北朝) 1378年(康暦元)僧・円阿の勧進によって作られた旨の銘がある。

■観音堂 十一面六臂の観音立像と小野篁像を安置する。精霊堂ともいい、毎年8月9、10日の精霊迎えには庶民が群集する。ご先祖の精霊が閻魔様のお許しを得て各家庭にお帰りになるという。水塔婆を流し迎え鐘をついて、その音にのって帰ってこられるご先祖を迎えるという。

■九重石塔[重文・南北朝] 古来「紫式部供養塔」といわれ、二重の宝塔と十三重塔の残欠の二つを組み合わせた珍しいもの。もと紫野白毫院にあったという。

普賢象桜(ふげんぞう) 平安の名木の一つとされ、室町時代には多くの人々が花見に訪れたことが、当時の公卿の日記にみえる。寺伝によれば、後小松天皇が1408年(応永15)の春、義満の北山殿行幸の途中、この地に立ち寄られたが、その時寺僧が桜の一枝を献じたところ、叡感斜めならず、義満も執権斯波吉重をつかわし、以後この桜の盛りを期して狂言を執り行うべしと沙汰し、その費用を与えたという。因みに、桜はあたかも普賢菩薩の乗る白象の鼻のようであることからそう呼ばれる。

◇大念仏狂言 毎年5月1日〜4日まで。壬生寺、嵯峨釈迦堂とならぶ京都三大念仏狂言の一つ。寛仁年間(1017〜22)に比叡山の僧定覚(じょうかく)律師(りっし)が布教のために大念仏踊を始めたのが起こりとされる。他の念仏狂言と違い、無言ではなく有声で行われるのが特徴。

資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より

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