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京都観光タクシー同友会の観光案内

【宝積寺(宝寺)】《真言宗智山派》℡075-956-0047

 奈良時代、聖武天皇の勅願により、僧・行基の開創と伝える。行基は山麓の淀川に山崎橋を架け、橋寺として山崎院を創建したといわれるので、この寺はそれを継いだものとも考えられる。長徳年間(995~99)に寂昭和尚が中興、のち寺運は隆盛したが、戦略上の要所でもあった関係上、しばしば兵火にかかる。明治維新後、寺運は衰退したが、今なお多くの文化財を有する山崎随一の寺。

仁王門 三重塔 本堂
閻魔堂 小槌宮 お不動さん

■仁王門 桃山時代の建立。金剛力士像2?は鎌倉時代で重文。

■三重塔「重文」 1604(慶長9)年の建立。金剛界大日如来を安置。別名「豊公一夜之塔」羽柴秀吉が山崎の合戦の勝利を記念して、一夜で建てたとされる。

本堂 桃山時代の建立。向拝(こうはい)(つま)(かざ)りなどに桃山風の見事な彫刻が施されている。本尊・十一面観音立像[重文・鎌倉](橋架観音)を祀る。

閻魔堂(えんまどう) 閻魔大王・()(みょう)菩薩・()(ろく)菩薩坐像[重文・鎌倉]は寄木造(よせぎづくり)(ぎょく)(がん)入りで美術的評価が高い。他に倶生(ぐしょう)(じん)・闇黒童子像[重文・鎌倉]。

■小槌宮(こづちのみや) 「打出」と「小槌」を祀る。「打出の小槌」でなく、打出と小槌は別のもの。寺伝によれば、聖武天皇が皇太子のころ、夢で龍神様から「打出」と「小槌」をもらい、その後、天皇に即位されたという。「金運」を授かる祈祷は有名。

【閻魔さまとその眷属】

 倶生(ぐしょう)(じん)像は左手に大きな木札を執り、右手に筆をもち、闇黒童子像は巻物をひろげて読み上げている姿。この二像の面貌や衣服は閻魔王像に似ているが、われわれが生まれると同時に倶生神も生まれて、我々の肩の上に常にいる。そして日常の行為を一々木札に書き記して、死後これが閻魔王庁に届けられ、闇黒童子がこれを読み上げ、我々の悪業を数え上げるものと信ぜられている。また、閻魔さまの前には「浄玻璃(じょうはり)の鏡」と呼ばれる鏡が置かれており、閻魔さまにうそをついても、我々の生前の行動がすべてその鏡に映し出されるので、直ちにうそがばれてしまうというシステムが出来上がっているという。

 室町時代にここ大山崎に住んでいた連歌師の山崎(やまざき)宗鑑(そうかん)は閻魔さまをみて「じょうはりのかがみや質におきつらん ぐしょうしんこそ札をもちたり」と詠んでいる。ここで札というのは質札をさしており、倶生神のもっているのは浄玻璃の鏡を質にいれた質札だろう、といってからかっている。連歌師の諧謔性(かいぎゃくせい)がよく現れている。この閻魔さまは、その当時から有名だった。

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