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【本圀寺】《日蓮宗大本山》075-593-9191
全国に約700もの末寺を持つ日蓮宗の大本山。1253年(建長5)、日蓮上人が鎌倉に法華堂を開いたのが起こりと伝え、はじめ大光山本国寺と称した。その後、1345年(貞和元) 四世日静上人の時、京都六条に寺地を賜って移った。室町時代には足利氏の庇護下で宗勢を拡大し、妙顕寺の四条門徒に対して六条門徒とよばれ、洛中に於ける日蓮宗の二大勢力となるに至った。近世は豊臣秀吉の姉・日秀尼や加藤清正らの援助を得、また、徳川光圀の庇護をうけた。寺名の大光山本圀寺から水戸光圀の名前が取られたといわれている。現在の地、山科へ移ったのは1969年(昭和44)。
開運門 | 本堂 | 本師堂 |
九頭竜銭洗弁財天 | 大梵鐘とくみょうさま | 清正宮 |
■開運門 1592年(文禄元)、加藤清正公が寄進した山門。開運勝利の神様「せいしょこ(清正公)さま」 の門を潜ると開運勝利の人生が開ける!
■本堂 ご本尊は日朗上人へ授与された曼荼羅。輪宝ご本尊と並ぶ日蓮上人のご真筆として名高い。表装の布に鴛鴦(おしどり)の織紋があることから、鴛鴦ご本尊と呼ばれている。これを本圀寺金襴ともいう。
■本師堂 日蓮上人の持仏であった釈迦尊が祀られている。
■九頭龍銭洗弁財天(ぜにあらいべんざいてん) この弁財天は八大龍王の中で最も神通力の強い神様。特に金銭、財運をお授けくださる神様という。龍神から流れ出る霊水で銭を洗い、浄財袋に入れて持っていると財運がつくという
■大梵鐘 1593年(文禄2)、豊臣秀吉の姉・日秀尼の寄進によるもの。梵鐘には約200名余の法号が列記され、中に秀吉の両親の法号や木下家一族の法号。
■清正宮 本堂背後の清正廟は、加藤清正の女・搖林(ようりん)尼の建立。
■経蔵[重文] 1607年(慶長12)の再建で、天明の大火をまぬがれた唯一の遺構。内部は一切経を納めた八角形の輪蔵があり、これを一回転することによって、ここに蔵する一切経をことごとく読んだと同じ功徳があるといわれる。寺伝では加藤清正の再建、東福門院の経文寄進とつたえるが、建物の一部に室町中期の作風がみられる。
■くみょうさま 大梵鐘の台座に鬼子母神十羅刹女さまと「くみょうさま」が祀られている。特に「がん」などの難病から救われる霊妙不思議な「女人守護・火中出現のくみょうさま」と崇敬を集めている。
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