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【法金剛院】《律宗・本山唐招提寺》075-461-9428

 平安時代の初め清原(きよはら)(なつ)()が山荘を営み、のち、1130(大治5)年、待賢門院(たいけんもんいん)璋子が復興し、法金剛院と名づけた。五位山を借景として中央に池を掘り、西に西御堂、南に南御堂、東に寝殿を建立し、華麗をきわめたという。その後、荒廃したが、中世、融通(ゆうずう)念仏(ねんぶつ)の円覚上人によって再興された。とくに明治以降に国鉄山陰線で境内を南北に分断され、昭和43年、丸太町通の拡幅で境内南部が削られ現在に至る。建物は往時を偲ぶものはないが仏像や絵画・工芸・文書など寺宝が多い。

※待賢門院璋子 1101^1145 藤原公実の娘。白河法皇の養女で鳥羽天皇の中宮になり、崇徳、後白河天皇を産む。のちに美福門院のため鳥羽天皇の寵を失った。ちなみに、崇徳天皇は鳥羽天皇の子供ではなく、その父は白河法皇ではないかと当時疑われていた。

2013-7-9の蓮 2013-7-9の蓮 2013-7-9の蓮
2013-7-9の蓮 2013-7-9の蓮 2013-7-9の蓮
表門 礼堂 仏足石
五位山の碑 青女の滝(特別名勝) 浄土式庭園

■本堂 現在の本堂は昭和45年の建造。

◆阿弥陀如来坐像[重文] 本堂内中央に安置。平安時代の作で八角九重の蓮華座上に結跏趺坐し、常印を結ぶ。定朝様式の流れをくみ、二重光背や台座の蓮弁の彫刻は実に繊細である。

◆十一面観音坐像[重文・鎌倉] 本尊の左の大きな厨子内に安置する。寄木造、玉眼入り、四臂(4本の手)を供えた珍しい観音像で、精巧な透彫り光背を負い、銅版細工による華麗な装身具によって装飾化され、見る目を驚かしめる。

◆庭園[特別名勝] 平安末期の浄土式庭園の遺構として貴重。荒廃し土の下に埋まっていたものを昭和45(1970)年に、庭園研究家、森蘊(もりおさむ)の手により復元。地表に一部露出していた石組みを掘り下げていくと、見事な滝の石組みが現れた。この滝は「青女(せいじょ)の滝」といい、待賢門院(たいけんもんいん)が仁和寺の(いし)(だて)(そう)林賢(りんけん)に命じて作らしたが、滝の高さが思ったより低かったので、三年後、徳大寺法印静意をしてさらに高くして壮大な滝にしたという。この滝水は北の双ヶ池から水を引いたといわれている。現在は水が枯れて、ポンプで水を流しているという。

◇五位山(ごいやま) 法金剛院の背後の低い山をいい、847(承和14)年、仁明天皇(嵯峨天皇の皇子)が遊猟の折、この山に登り、四方の風景を一望にできるのを賞賛され、山に従五位下(じゅうごいのげ)のくらいを授けられたからによると伝える。

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