京都観光タクシー同友会の観光案内
【月桂冠大倉記念館】075-623-2056
1987(昭和62)年に月桂冠が創業350年を迎えるにあたり、1980(昭和55)年頃から周年事業の準備を開始、まず社史編纂のため保存資料の調査整理に着手すると共に、すでに散逸しかけていた昔の酒造用具や出荷用具も整理保存することを始める。 1982(昭和57)年には、酒造用具類のうち整理の終った主なものを常設展示することになり、まず発祥の地の酒蔵を改装し、「月桂冠大倉記念館」を開設。
1985(昭和60)年には、その酒造用具6120点が「京都市指定有形民俗文化財」に指定され、とくに、焼印、朱印、銅板、金型など出荷用具が1200点余りも揃っているのが特徴。このことは全国的にも珍しく、貴重なものと専門家から評価されている。現在、文化財に指定された道具のうち約400点を常設展示する。
大倉記念館 | 宇治川派流 | 伏見の酒水 |
月桂樹 | 内蔵 | 内蔵内部1 |
内蔵内部2 | 内蔵内部3 | 月桂冠の偽物 |
■昔の帳場 玄関の格子戸をくぐると、すぐ左に明治時代の帳場があります(復元)。当社の前身「笠置屋」のマークが入った提灯箱、月桂冠印入りの大火鉢、大福帳、天秤、銭箱などの展示物が、当時のようすを偲ばせます。
■ロビー 入口から広がる土間は、以前は三和土(たたき)でしたが、米洗い場に用いられていた板石を当社の酒蔵から集めて敷き詰めました。小屋組みの吹き抜け天井の梁(はり)がよく見えるようにしています。
■展示棟1 酒造りの工程ごとに酒造用具を、作業の様子を描いた江戸時代の酒造り絵図(寛政年間の「日本山海名産図会」による、門脇俊一・画)とともにご覧いただけます。その形にちなんで、狐(きつね)、狸(たぬき)といったユニークな名前のついた道具もみられます。
■展示棟2 銚子のルーツとなった長柄付き銚子、酒樽、さまざまな意匠の徳利など約50点の酒器。樽つくりの道具や明治期の商品、広告物品を展示しています(展示品)。酒蔵や作業の風景も時代ごとに展示しており、月桂冠と記念館周辺の移り変わりがわかります。
■きき酒 見学のあとは、ロビーで吟醸酒やプラムワインをきき酒していただけます(車・バイク・自転車を運転して来られた方、未成年の方、妊娠中や授乳中の方は、試飲をご遠慮ください)。
■開館時間 9:30~16:30
休館日 盆・年末年始
入館料 大人=300円、中学・高校生=100円おみやげ付き:純米酒(180ml)
京都検定HOME | おすすめ観光コース | 貸切料金表 | お薦め食事処 |
こだわり観光コース | 中井タクシーのブログ | お薦めお休み処・お土産 | |
紅葉観光コース | 観光社寺一覧 | タクシードライバーの研修会 |