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円成寺紅葉情報2010年11月6日

円成寺(えんじょうじ)《真言宗御室派》0742-93-0353

 忍辱山(にんにくせん)の山号をもつ。開創756(天平勝宝8)年とも伝えるが、確かな記録では、加賀白山(はくさん)命禅(みょうぜん)上人が(かい)(そう)(1026)し、十一面観音を祀るお堂を建てたのに始まるという。平安末には仁和寺の寛遍僧正(かんぺんそうじょう)が入り真言宗寺院として整備された。しかし、応仁(おうにん)の乱で主要堂宇(どうう)は焼失。近世には24の子院(しいん)を有したが、明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により衰退し、庭園と中心伽藍のみを伝える。

※忍辱山 忍辱とは菩薩行(ぼさつぎょう)六波羅蜜(ろくはらみつ)の一つで、いかなる苦悩にも忍耐する修行をいう。

円成寺入口 名勝庭園 1 拝観入口
名勝庭園 2 楼門 本堂
多宝塔 春日堂・白山堂 神社拝殿

庭園[名勝] 浄土式庭園。寛遍僧正の築造。かつて、ここでは阿弥陀(あみだ)如来が観音菩薩を引き連れて、衆生を救済するためにやってくる迎接会(ごうしょうえ)という行事が行われていた。浄土式庭園は、こうした宗教儀式を繰り広げるための、舞台装置でもあった。

楼門(ろうもん)[重文] 1468(応仁2)年の再建。入母屋造(いりもやづくり)檜皮(ひわだ)()きの屋根か美しく、(はな)(ひじ)()が必見という。

本堂[重文] 1466(文正元)年の再建。藤原時代のものを忠実に具現(ぐげん)。前に向拝を付けているため春日造(かすがづくり)社殿(しゃでん)を思わせる一方、向拝(こうはい)には床を一段高くした舞台を設け、(ひさし)の内部を小房に分けるなど寝殿造(しんでんづくり)の様式が見られる。内部は四方流(しほうながれ)化粧屋根裏(けしょうやねうら)来迎(らいごう)二十五菩薩を極彩色で描いた四本柱や反華座(はんかざ)を備えた阿弥陀堂で、本尊は阿弥陀如来坐像。

阿弥陀如来坐像[重文] 典型的な藤原末期、定朝(じょうちょう)様式の仏像。宝相(ほうそう)()唐草(からくさ)透彫(すかしぼり)の光背とともに時代の特色を示す。

多宝塔(たほうとう) 1990(平成2年)年5月の再建。

◆大日如来坐像[国宝] 多宝塔の本尊で智拳印(ちけんいん)を結ぶ金剛界(こんごうかい)の大日如来。(ひのき)寄木造(よせぎづくり)で、(ぎょく)(がん)嵌入(かんにゅう)漆箔(しっぱく)。玉眼を用いた作例としては最古の部類に属する。蓮華座(れんげざ)の中の墨書銘(ぼくしょめい)により、運慶(うんけい)25歳頃(1175〜76)の作品で最も初期の像造という。均整のとれたプロポーション、安定感のある坐り方、引き締まった相好、柔らかな質感の着衣(ちゃくね)など、理想的で隙のない写実表現が見事。

※運慶(生没年不詳) 康慶(こうけい)の子。写実的で力強い鎌倉彫刻の第一人者。定朝正系ながら不遇であった七条仏所を隆盛に導き、興福寺を中心に遺作がある。

春日堂(かすがどう)白山堂(はくさんどう)[国宝] 円成寺の鎮守社(ちんじゅしゃ)で、春日大権現(だいごんげん)・白山大権現を祀ってきたが、廃仏毀釈により明治以降、社殿を堂と改称した。1228(安貞2)年の建立。ともに一間社(いちげんしゃ)春日造(かすがづくり)。春日造として現存する最古のものとして有名。

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