京都観光タクシー同友会の観光案内
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研修会第35回・大通寺(長浜別院)山門 |
東本願寺第21世明如が護法教化の道場として開いた真宗の名刹。山門と塀つづきに、長浜城の遺構と伝わる台所門があり、広々とした境内に桃山建築の堂宇が立ち並ぶさまは、東本願寺の湖北拠点にふさわしい格式を感じさせる。
■本堂[重文] 1760(宝暦10)年に彦根藩主井伊直惟の息女、数姫が建立したもので、阿弥陀堂とも呼ばれる。11間四方、入母屋造で、二重虹梁大瓶束の妻飾りが架構されている。
■客室(含山軒および蘭亭)[重文] 江戸中期の書院建築。含山軒と蘭亭は廊下でつながっている。片妻入母屋造の含山軒の障壁に施された山水図は、御用絵師として秀吉に仕えた狩野山楽とその子山雪の筆により幽玄な味わいを見せている。また、両下造の蘭亭では、円山応挙の蘭亭曲水宴図がひときわ精彩を放っていたが、含山軒の狩野山雪作の枯木鳩図とともに、どちらも盗難にあい、行方不明。
◆庭園[名勝] 含山軒庭園は観賞式枯山水で、亀山を築き、遠望する伊吹山を借景し、伊吹山から枯滝に水が注ぐかのように設計されている。これに対し、蘭亭南側の庭園は出島や反橋などの石組を端然と配した池泉観賞式の小庭園であり、ともに江戸中期の作庭。
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