京都観光タクシー同友会の観光案内
【大仙院(大徳寺塔頭)】075-491-8346
永正6年(1509)、六角近江守政頼が建立。開山は政頼の子古岳宗亘和尚(大徳寺76世)とする大徳寺北派の本庵。
■本堂[国宝] 1510年建立、単層、入母屋造、銅板葺、右手に玄関廊を設ける。創建当初の建物で、禅宗の方丈建築としてはもっとも古い遺構の一つ。内部を六室に分け、中央に仏間と室中の間があって、正面には花狭間入りの双折両開桟唐戸を吊り込んでいる。内部の襖絵は「水墨山水図[重文・室町]」は伝相阿弥の筆、「花鳥図[重文・室町]」は伝狩野元信の筆、「四季耕作図[重文・室町]」は伝狩野之信の筆と伝えるが、今は軸物に改装されて博物館に委託。
◆庭園[特別名勝] 本堂の東にあって、土塀を背景にした極めて狭い地割につくられた禅院式枯山水庭園。作者については相阿弥の作と伝えるが、開山古岳宗亘和尚の作ともいう。東北隅に枯滝組をつくって深山幽谷のさまをあらわし、その前方に石橋を架けて渓流となし、中流には石船を浮かべて、末は廊下の許に流れる形式を取っている。さながら宋元山水画を立体化した感があって、竜安寺の石庭とともに天下無双の名園とたたえられる。
◆寺宝 「大燈国師墨蹟[国宝]」
京都検定HOME | おすすめ観光コース | 貸切料金表 | お薦め食事処 |
こだわり観光コース | 中井タクシーのブログ | お薦めお休み処・お土産 | |
紅葉観光コース | 観光社寺一覧 | タクシードライバーの研修会 |