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京都観光タクシー同友会の観光案内

【醍醐寺】真言宗醍醐派総本山》075-571-0002

醍醐寺の枝垂れ桜 2011年4月まで

2011-4-5 霊宝館 2011-4-5 霊宝館 2011-4-5 霊宝館
2011-4-5 三宝院 2011-4-5 仁王門 2011-4-5 五重塔
2006-4-1霊宝館 2010-3-28霊宝館 2010-3-28霊宝館
2010-4-7霊宝館 2010-4-7霊宝館 2010-4-7霊宝館
2010-3-28三宝院 2010-3-28金堂前 2010-3-31五重塔前

醍醐寺の紅葉 2009年11月

2009-11-27 2009-11-27 2009-11-27
2009-11-27 2009-11-27 2009-11-27

 貞観年間(85971)、理源大師聖宝(しょうぼう)が上醍醐に准胝堂(じゅんていどう)・如意輪堂を創建したのが起こり。926(延長4)下醍醐が開かれ、金堂・五重塔を建立。応仁・文明の乱の戦火で五重塔を除く堂塔伽藍を焼失したが、1598(慶長3)秀吉の花見をきっかけに、豊臣家の援助のもとに義演(ぎえん)僧正が再興。修験道の本拠地。西国三十三所第11番札所。国宝・重文など寺宝は10数万点に及ぶ。

■仁王門 慶長10(1605)に再建。仁王像(重文)は、平安後期の長承3(1134)に仏師勢増・仁増によって造立。

■清瀧宮本殿[重文]・拝殿 醍醐寺の総鎮守清瀧権現(せいりゅうごんげん)を祀る鎮守社。現在の社殿は永正14(1517)に再建され、慶長4(1599)、座主・義演(ぎえん)僧正により拝殿の整備。社殿の前では清瀧会(桜会)が行われる。

■五重塔[国宝] 951(天暦5)、醍醐天皇の菩提を弔うために建立。京都府最古の建造物。初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、日本密教絵画の源流をなすものといわれている。塔身38m、相輪13m。五重塔としては法隆寺、室生寺につぎ三番目に古い。

■金堂[国宝] 鎌倉時代の建築。豊臣秀吉の命によって紀州(和歌山県)湯浅から移築が計画され、秀頼の時代、慶長5(1600)に完成。この金堂が、醍醐寺の中心のお堂であり、本尊・薬師如来を安置。

■不動堂・護摩道場 不動明王を中心に五体の明王を安置。堂前の護摩道場では、当山派修験道の柴燈護摩が焚かれ、世界平和など様々な祈願を行う。

■真如三昧耶堂 もとは法華三昧堂として949(天暦3)に創建。1470(文明2)に焼失。現在の堂は1997(平成9)に真如三昧耶堂として建立。

■祖師堂 1608(慶長10)、座主義演准后(ぎえんじゅごう)により建立。真言宗を開いた弘法大師・空海と、その孫弟子で、理源大師・聖宝とを祀る。

■大講堂 この大講堂を中心に広がる、林泉及び弁天堂、地蔵堂、鐘楼、伝法学院等を総称して大伝法院と呼ぶ。これら諸堂は、醍醐天皇一千年御忌を記念し、1930(昭和5)山口玄洞居士の寄進により造築。堂内には、平安末ごろ製作された醍醐寺最大の丈六の木造・阿弥陀如来坐像が祀られているほか、大日如来坐像や深沙大将、大黒天や地蔵菩薩が安置。

■弁天堂 音楽などの学芸や知識の女神であるとして広く知られている弁才天(七福神の一つ)が祀られている。

■成身院女人堂 上醍醐への登山口にあり、昔は女性が此処から山上の諸仏を拝んだことから、通称「女人堂」といわれている。現在のお堂は江戸初期の再建。本尊には、山上の准胝観音の分身が祀られている。

■上醍醐 西国三十三観音霊場第十一番札所の准胝堂(じゅんていどう)を中心に、清滝宮(せいりゅうぐう)拝殿[国宝]・薬師堂[国宝]・五大堂・如意輪堂[重文]・開山堂[重文]など国宝、重要文化財に指定されている数々の堂宇が点在。

■准胝堂 上醍醐の中心である准胝堂の創建はもと貞観18年と伝えられているが、昭和43年に再建されたもの。しかし、2008824日未明の落雷による火災により焼失。現在、復興に向けての作業を行っている。

「西国三十三所結縁ご開帳」にともない、ご本尊・准胝観音菩薩のご開帳(毎年518日に開扉法要が営まれ、前後3日間だけご開帳)、参拝並びに納経、ご朱印は金堂にて受付されている。

◆醍醐水 上醍醐清滝宮拝殿かたわらにある井水。開祖・理源大師が真言布教で来山のとき、白髪の横尾(よこお)明神が現れ、この水を飲み「あぁ醍醐味なるかな」と嘆声を発したのを見たと伝える。寺名もそれにちなむ。醍醐とは、牛または羊の乳から精製した濃厚甘美な液汁をいい、インドでは薬用としたという。

◇五大力尊仁王会(にんのうえ) 223日。不動明王など五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって国の平和や国民の幸福を願う行事。その歴史は醍醐天皇の時代、907年まで遡ることができる。この日に限って授与される災難・盗難除けのお札「御影(みえい)」は、京都の町屋や老舗はもちろん、各家庭の出入り口に貼られている。近年では、力自慢の男女が巨大な鏡餅を持ち上げ、その時間を競う「餅上げ力奉納」が有名。男性は150kg、女性は90kgの鏡餅を抱え、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈る。

◇太閤花見行列 4月第2日曜13時。秀吉の花見を再現した行列。1598(慶長3)の春、秀吉は花見に際して畿内から700本の桜を植え、三宝院の建物と庭園を造り、盛大な宴を開く。息子・秀頼や正室・北政所(きたのまんどころ)、側室の淀、三の丸など女房衆1300人余りが参加したといわれている。

※義演(15581626) 醍醐寺80代座主。関白二条晴良の二男。准三后(じゅさんごう)(僧官の極位)。特に秀吉の帰依を得て、醍醐寺を再興した。

五重塔 霊宝館の枝垂桜
金堂 醍醐水 清滝宮拝殿


【三宝院(醍醐寺塔頭)

 1115年、醍醐寺第14世座主勝覚が創建した中心の子院で門跡寺院。醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊。戦火で焼けたが、1598年豊臣秀吉の援助で再興。今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えている。

■大玄関[重文] 近年の障壁画。浜田泰介筆

◆葵の間・秋草の間・勅使の間[重文] 葵の間の襖絵は石田幽汀作の葵祭の図で、下鴨神社から上賀茂神社へ向かって行列している葵祭の様子が描かれている。勅使の間の襖絵は竹林花鳥図で、桃山時代長谷川等伯に連なる一派の作といわれている。

■唐門[国宝]  朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる門。五七の太閤桐と複弁十二葉の菊花紋。菊花紋は平安・鎌倉期に流行し、とくに後鳥羽上皇が好んだ。それが後代の天皇に引き継がれて、臣下が使用を遠慮した。さらに豊臣秀吉が桐紋とともに菊花紋を用い、家臣の使用を禁じた。ちなみに、皇室の象徴の十六葉八重菊は、明治22年に規定された。

■表書院[国宝] 寝殿造と書院造の折衷建築で、上段の間の襖絵は四季の柳を主題とし、中段の間は山野の風景を描いており、長谷川等伯一派の作といわれている。下段の間は揚舞台(あげぶたい)となっており、襖絵は石田幽汀の作で、孔雀と蘇鉄が描かれている。

■三宝院庭園[特史・特名] 秀吉が自ら設計したと伝える池泉回遊式庭園。作庭は賢庭(けんてい)。表書院から眺めて、右から木橋、鶴島、石橋、亀島。土橋の奥が須弥山。そして聚楽第から移した名石・藤戸石と三段の滝組、さらに茶室・枕流亭。また、本堂前(護摩堂)には瓢箪形と盃形の意匠(後世の作)

◆亀島 幹の太い立派な五葉松が島全体を覆っていて、亀の甲羅のよう。この松は樹齢六百年以上といわれる天下の名木で、亀の「静寂」を表す。

◆鶴島 亀島の西隣にある島。この松は五葉松で、向かって左側の石橋が鶴の首にあたり、今にも鶴が飛び立とうとしている「躍動感」を表す。

◆賀茂の三石 池の手前の三つの石。左の石は、賀茂川の「流れの速いさま」を、中の石は「川の淀んだ状態」を、右の石は「川の水が割れて砕け散る様子」を表す。

◆藤戸石 阿弥陀三尊を表し「天下の名石」といわれている。源平藤戸の合戦で、源氏方の佐々木盛綱が海の浅瀬を土地の漁夫から教わり、他言されては先陣を人に奪われるので、その漁夫を殺した。それがこの石の上だったとも、死骸が流れ着いた石だとも。先陣をどうでも自分のものにしようとした、盛綱の行動が、武士たちの心をうったという。藤戸石は足利義政(東山殿)、細川高国、足利義昭(二条御所)、秀吉(聚楽第)へと、流転の旅を続け、三宝院に落ち着いた。

■純浄観[重文] 秀吉が花見を催した槍山から移建。襖絵は当初の作品が失われ、代わりに浜田泰介筆の絵がある。

■護摩堂[重文] 三宝院の本堂。本堂の裏に護摩壇があり、「護摩堂」とも呼ばれている。本尊・弥勒菩薩坐像[重文]は快慶の傑作。脇仏として向かって右に宗祖弘法大師、左に開祖理源大師が安置。

■苔庭 「酒づくし」の庭。苔と白砂だけで瓢箪、盃、酒を表している。

■宸殿[重文] 奥書院ともいい、江戸時代の建築。上段の間の違棚は、「醍醐棚」と呼ばれる有名な違い棚で、修学院離宮の「霞棚」、桂離宮の「桂棚」とともに「天下の三大名棚」と称されている。玉座からは藤戸石が真正面にみえる。

◆宸殿前庭園 松竹梅のお庭で、竹、梅の形をした苔、石組がマツタケを象徴しているといわれている。


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